義務教育って誰の義務よ?

今日も、愛する人に遅刻され、自分の存在感のなさ、影響力のなさを痛感しております。でも、負けずに今日も屁理屈をこねまくろうと思います。kannbennさんの日記を読んで、今日はこれだ!と思いお話させていただきます。
『義務教育とはなんぞや?!』です。皆さんも義務教育9年間受けてきていると思うのですが、「あれって誰にとって義務なのよ?」って考えたことありますか?多くの人は「子どもが教育を受けてるんだから、学校に行くことは『子どもにとっての義務』でしょ?」と思っていませんか?
違うのよ!!みんな!!あれは親の義務ですよ。知ってた??日本国憲法26条に『すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。』と定められているんですな。だから、子どもに向かって「あんた、義務教育なんだからちゃんと学校行かなくちゃだめよ!」ってのは、おかしいのです。学校に行かせるのは、あなた、親の義務なんですぜ、ということです。じゃあ、子どもにあるのは?というと、『教育を受ける権利』です。日本国憲法26条に『すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。』とされているんです、ね。だから、子どもは教育を受ける権利を持ってるけど、受ける義務はないんですね。
あたしは小さいころ「子どもの仕事は学校で勉強すること。」と教えられてて、素直だったんで、「しっかりやんなきゃ!」って思ってたんですけど、大人になってその言葉のマジックがとけた気がしました。お母さんはマジシャンだったんだな。